■2022年12月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「線の思考」とは 論理的な思考で、客観性があり、 他人と容易に共有できる思考原理です。 数や量で捉えられるもので、 輪郭がハッキリしていてコントロール しやすい「線の思考」です。 一方の「面の思考」とは 感性的な思考で、主観的で個別性の高い 思考原理です。 質的にしか捉えられないもので 輪郭がハッキリせず複雑、明解に 定義しづらい「面の思考」です。 数や量で捉えられるものは、 誰にとっても同じ意味を持つので、 客観性があり、共有しやすいものです。 生徒の優秀さを比較するには、 試験の点数という尺度をつくることで 順位をつけることができます。(略) 一方、「面の思考」は主観的で 誰もが異なる印象を抱く可能性があります。 クラスの中で誰が優秀かという順位を つけようとしても、成績だけでなく 性格やリーダーシップなどを総合的に 考えると、なかなか順位はつけられません。 「面の思考」は単純に「量」に還元して 済ませずに、「質」を問題にするのです。
まゆの感想
「線と面の思考」は、
「分けることができるものかどうか」 であるとも言えるそうです。 例えば、プリンを例にとると、 「プリンは卵と牛乳と砂糖でできている」 と捉えるのは「線の思考」 「プリンっておいしいよね」とか、 「このプリンは好き、あるいは嫌い」 などプリン全体として表現するものは、 「面の思考」だということですね。 多くの人は、このどちからの思考に 偏っていることが多く、話が通じないことの ひとつの原因にもなっているそうです。 線と面の思考だけが原因かどうかわかりませんが、 確かに、数字で説明することや、分かり易く 分解して説明することを好む方もいれば、 そんな面倒なことより「こんな感じ」などの 感性や共感などの方が伝わる方もいます。 自分がどちらに偏っていないかとか、 ときに、この「線の思考」と「面の思考」の 両面でものごとを見てみると、違う視点に 気づき、視点が広がるそうなので、 これから意識して見ていこうと思います。 |
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