■2022年10月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
意を決して、面会できたとしても、 アプローチは決まって、 「何か仕事はないですか?」 今でこそわかりますが、そう言われて お客さまも困ったと思います。 そして、最後には、 「何かさせてください。 一生懸命やりますので」 と、お願いに変わります。 利益など考えず、価格もお客さまに 合わせて仕事をとってきます。 こんな営業をやっていたので、つくづく 私は営業に向かないなと思っていました(略) そこで質問営業の研修で習ったことを 素直に実行してみました。 「現状はどうですか?」 「こんなことがあれば助かるなんてないですか?」 と質問し、共感することを心がけました。 するとお客さまの反応が違うのです。 意外にもお客さまのほうが どんどん話してくれるようになりました。 そして、いろいろな悩みを共有できるようになり 気がつけば契約に至るのです。 (東陽精工株式会社 代表取締役 笠野晃一氏)
まゆの感想
「お願い」営業から、「聞く」営業へ、
ということで、質問営業の導入事例に 書かれていた話でした。 大阪の町工場の2代目笠野さんは、 必死の思いで営業をしていたそうですが、 なかなか契約がとれず、悩んでいたそうです。 しかし、質問営業を素直に実施したことで、 新規契約件数が10倍以上に伸びとか。 すごいですね~ この本で、著者の青木さんは、 「人は思った通りにしか動かない」 「営業(仕事)とはお役立ちである」 という理念のもと、質問営業をすすめています。 本当に「人は思った通りにしか動かない」 そう実感するこの頃です。 この本を読んでから、ひそかに、 自分なりの質問営業を試したり、 お客さまの疑問や問題をしっかり聞くことを、 心がけています。 質問して、耳を傾けていると、 今までと違った状況が見えてくるな、 と、これまた実感してします。 何かをつかむまで、やってみます。 |
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