■2021年12月06日の「今日のことば」■
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![]() 「1つ1つ、音をさせないように、 静かにおいてごらんなさい。 さらに、そこに座る人が幸せになるように と、心をこめておいてごらんなさい」 ただ一人の日本人修練女ということで、 何かと気をつけてくれるその人は、 そう言いおいて自分の仕事へと戻っていった。 皿をテーブルにおき、フォークを並べる という単純な作業は、たしかに作業そのもに やりがいもなければ、むくいもない。 そういう時には、やりがいのあるものに していかないといけないのだということを、 その日、その時、私は教えてもらった。 そうすることによってのみ、 その単純で機械的な仕事に費やされる 生活時間に意味ができてくるのであった。 世の中に、 つまらない仕事というのはない。 雑用とよばれる職種もない。 それは人間が つまらないものにしているのであり、 人間が用を雑にしている時、 生じるものなのだ。
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上記のことばを読み返し、
今自分が「つまらない仕事」 「何をしているんだか」 と思ってやっている仕事を、 見直してみることにしました。 そしてわかったことは、 「なんだこの仕事、つまらない仕事~」 といったん思うと、やる気もなくなり、 雑になり、もちろん心ははいらず、 集中もせず、さらに心ここにあらずになり、 こんな仕事をしている時間がもったいない、 などと思えてくるという感覚でした。 お金を稼ぐこと、大きなことをすること、 外に出てすること、目に見えるようなこと、 成果がでること、むずかしいこと、 誰かのために役立つことなどなどだけが 価値があり、仕事だと思いがちです。 それ以外の仕事は、仕事ではなく雑事、 生活の合間にできることは仕事ではない、 日々の地味な事務作業や処理作業、 練習や学習などの習い事、覚えること、 家事や子育ては仕事ではない、 などと、分けて考えがちです。 でも、この頃、 仕事であろうが、家事であろうが、 雑事であろうが、趣味であろうが、 練習であろうが、勉強であろうが、 たんたんと今のやるべきことに打ち込める人、 心をこめてやっている人はすごいな、 無心でやっている人はすごいな、 と心から思うのです。 そしてなんでも、 「雑にやるのだけはやめよう。 せめてていねいにやろう」 と思うようになりました。 もっとも、そう思っていても、 なかなか実践は、 思うようにはいきませんが…(汗) |
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