■2021年08月30日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間は、多少の無理ははね返して 生きていけるわけですが、程度が強くなると お昼頃になっても「まだ身体がだるい」とか 午後になって、まだ何時間かは仕事を しなくてはならないのに、 「今日はもう疲れちゃった」 という感覚が出てくるのです。 自己診断とは、そんな自分の身体の声に 耳を傾けることにほかなりません。 毎日元気ではつらつとしていて、 よく笑い、積極的に行動することは、 とてもいいことには違いありませんが、 自分の身体を振り返ることなく、 あるいは過信して、突き進んでいくのも 問題があります。(略) 健康的な身体と心を維持するためには、 ときには立ち止まって落ち込んでみたり 自信喪失になってみたりという、 「負の感性」を持っていることが大事です。 こうした感性に欠けている人は、 モーレツに働く勢いに紛れて、 自分の身体があげている悲鳴や 訴えに耳を貸そうとはしません。
まゆの感想
自分の姿に気づく感性がないと、
身体を休めようとか、 少しくらいは楽をしようという発想が 生まれてこないそうです。 たとえば、自分の身体を過信して、 働き過ぎたり、遊び過ぎたり、 夜更かしし過ぎたりしていると、 そのうち、どこかに支障が出てくる 確率が高くなるようです。 ただ、逆に 自分の身体に過敏になり過ぎて、 不安になり、動けなくなる人もいるので、 なかなかいいバランスがとれにくいのも、 確かですよね。 この感性を磨くためには、 あまり多くの知識を取り入れすぎず (入れすぎると、それで満足したり、 知識だけで頭がいっぱいになるので) 素直に自分の身体の声をきくこと、 野生の勘を取り戻すことが必要だそうです。 コロナもあり自粛が続き、 オリンピック、パラリンピックもあり、 天気も暑かったり、雨だったりで、 いろいろあった8月もあと1日。 思った以上に、自分の心身は、 ダメージを受けているかもしれません。 少し自分の身体を声を聞いてみると いいかもしれませんね。 |
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