■2021年04月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
これまで多くの方と向き合ってきた 中で出た結論の一つは、どんな人も、 見た目の印象やその姿からは想像できない 悩みや苦しみを抱えているのだ、という ことと同時に、同じ悩みを抱えていても、 幸せそうに見える人と、苦しみが にじみ出ている人がいます。 その違いは、問題の渦中の暗闇一点に立ち、 そこから抜け出せないと思い込んでいるか、 問題は、人生の中にある一部分だと、 切り離して解決のために向き合っているか、 ということです。 問題の中に自分がいるのではなく、 夢や希望、自由がある自分という世界の 中の一点に、一つ問題が起きているだけ。 俯瞰して自分を問題とを見つめることが できれば、問題解決の糸口は、 必ず顔をだします。
まゆの感想
湯川さんは、90歳(2017年の書籍発行時)
で、60年あまり現役の弁護士として 活躍をなさってきた方です。 湯川さんは、その長年の経験から、 「近すぎる糸は、もつれます。 でも、からまった場所から一歩引いて、 外からそれを見ることができたら、 解決の糸口は見つかります(略) つらい状況にいるときほど、 人の目をしっかりと見てお話なさい。 足元を見てトボトボと歩くのではなく、 シャンと背筋を伸ばし、前を向いて お歩きなさい。 心が疲弊しているときこそ、 姿勢を整えるようにお伝えするのは、 問題と自分自身とに、きちんと距離を 置くことが不可欠と思っているからです」 と言っておられます。 問題を抱えまま、うつむいている ということは、問題の中に埋もれ、 問題しか見えない状態で、悲観的や 否定的になり、未来は見えないそうです。 悩みを客観的な目で見て、顔を上げ、 人の目を見て話すようなると、前に向かえ、 未来に向かって進む姿勢となるそうです。 顔を上げて行きましょう~ |
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