■2021年02月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「なぜ、すべてのプロジェクトを 成功に導くことができたのか?」 「なぜ、60年近く、 素晴らしい仕事を続けられるのか」 長期間に及ぶインタビューで見えてきた 成功の理由は、あっと驚く裏ワザや 小手先のテクニックではなかった。 一貫していたのは、 徹底的に行動するということだ。 そして、 「仕事はやったことがすべて」 という考え方である。 「実行力100%」 を60年続けてきた人なのだ。 「できるか、できないかではない。 やるか、やらないか、です」 この言葉を、何度聞いただろうか。 行動するときの信条は、スピード、持続性。 やるべき時を逃さずスピーディに行動すること。 単発で終わらせず、結果が見えるまで 行動し続けること。
まゆの感想
この本は、
木全(きまた)ミツさんについて書かれた本です。 木全さんは、1936年生まれ。 女性官僚などほとんどいない時代に、 労働省(現在の厚生労働省)に キャリア官僚として入省し、 ワーキングマザーとして働きつつ、 国連大使をへて、ザ・ボディショップの 初代社長となり、その後も、 多くのプロジェクトを成功に導いてきた方です。 あまり知られていないのは、ご本人が表舞台に出て、 成功をアピールする方でないからですが、 仕事をしつつ、子育て、家事、介護もした方で、 その業績は、本当にすごいなあ…と思います。 ミツさんの生き方を支える 4つの思いがあるそうです。 1.「あなたが自分で決めたことではないか」 すべて自分で選んできた。 だからこそ意思を貫き、行動する。 2.「人生を哀れにしたくない」 みんな幸せになれる。幸せになるために、 自立だけでなく、社会にとって他人にとって 存在価値のある人間になろう 3.「三歩下がって○○の影踏まず」 相手を尊敬してつき合う。 よきリスナーになる。 4.「人の世話にならぬよう、 人のお世話をするように」 人のお世話をしようと思ったら、 まず、自分が健康でなければいけない。 さらに、お世話をすべき能力が必要。 お金が必要なので経済力を持つ。 また、自分が率先して行動しつつ、それを、 他人には押しつけず、肩書きで人を判断しない、 現場の声に耳を傾け現場を大切にする、などなど、 この本には、ミツさんの哲学が書かれています。 ネットインタビューを見つけましたので、 興味がある方は、読んでみてくださいね。 「木全ミツ」 |
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