■2021年01月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
もし自分のことを時給15ドルにしか 値しない人間だと思っていれば、 時給500ドルの仕事に就くことはできない。 なぜなら、そのようなことを想像することも できないからだ。 人は自分自身についてどう感じているかを 身体の全細胞からメッセージとして まわりの人に発散している。 まわりの人はそのメッセージによって その人の価値を感じ取る。 ある人が自分の価値を思考プロセスを通して 発散すれば、まわりの人は意識的・無意識に、 その人の価値を感じ取るのである。 さらに、もし自分自身の価値を知らずに、 それを顧客にも上司にも示さなければ、 彼らにとってあなたがどれだけ価値があるか、 彼らは決めることができない。 だから、 自分がどんな恩恵をもたらすことができるか、 どんな価値をもたらすことができるかに ついて正確に知るべきである。
まゆの感想
自分の価値を自分で低く見積もっていると、
そう表しているつもりではないにもかかわらず、 その人の身体や言動に表れてまわりの人も、 その表れた価値に合わせてくるそうです。 つまり、 自分の価値は低いと思っていると、 まわりも自然にそう思い、 低いように、接してくる、 ということですね。 まわりの人に、 いったん価値を低く設定されてしまうと、 後で、そんなに価値は低くない、 もっと高いはずだ、と言ってみても、 価値を上げていくのは、なかなか大変です。 人は、最初の印象や自分が感じた設定を 変えることを嫌うからです。 ということもあるので、 「自分の価値は低い」 「自分の価値は高くありません」 ということや謙遜のし過ぎは、 自分から発しない方がいいと思います。 といって、自分の価値を高く表し過ぎると、 毛嫌いされたり、足を引っ張られたりもする 傾向が日本社会ではあります。 微妙な社会環境ですが、まずは、 自分の価値を見直してみること、そして、 低いと思ったら、悲観せず、悩まず、 どうしたら高めていけるかを考え、 それを実行していく方が、 よいように思います。 ただ、無意識に 「自分の価値は低い」 「自分に価値なんてない」 と発している人は、 (主に育った環境によることが多いようですが) 日本人に多いと言われています。 切ないことですね… |
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