■2020年10月28日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
ひたすら歩くことで移動するアリは、 「連続性」や「つながり」 つまり論理を重視します。 時に「ジャンプする」キリギリスは 必ずしも論理だけでなく、「論理の飛躍」も 恐れず併せて直感を駆使するのです。 このように、意思決定の判断材料は アリとキリギリスの間では決定的に異なりますが、 川上の意思決定に川下の論理を持ち込んで、 いつでもたっても新しいことが始められないと いう事態は、さまざまな組織で見られる アリとキリギリスの対立構図です。 「周到な準備をすれば必ずよい結果がでる」 とアリが考えるのに対して、キリギリスは 「結局はやってみなきゃわからない」 と考えるのです。 そもそも「成功」と「失敗」を完全に分けて 考えること自体がアリの発想です。 キリギリスにとっては、いずれも、 チャレンジの過程でしかないのです。
|
|