■2020年09月04日の「今日のことば」■
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![]() 何につけ、 柔軟性を持つということが大切だと思う。 世の中に流布する「生き方のノウハウ」の 類のように「こういうときはこうしなさい」 と、具体的に言えないところが弱いが、 心の持ちようを説明するには このようにしか言えないのである。 なぜなら人間は 善とも言えない、悪とも言えない。 強いていうなら不可解なものなのであるまいか。 不可解なものを扱うときには、 こちらもなるべく柔軟な姿勢で対さないと、 とんでもない誤解や思い込みをして しまいかねないのである。 八起会の倒産社長が、 「人生には上り坂もあれば下り坂もある。 おまけに「まさか」という坂まであるから 難しい」と言っていたが、 人間だってその通り。 十分に理解していたつもりの人が、突然に 「まさか」と思うようなことをしでかしたりする。 何とも不可解なものだとつくづく私は思う。
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そして、このとらえがたい、
不可解な人間を理解しようとするよりも、 「自分を思いきって捨ててしまう方がよい」 と、野口さんは言っています。 私の知り合いで、 周囲が「まさか」と思うような行動をして、 周囲から大ヒンシュクを買いながらやり続け 最終的に事業を大きくした社長がいます。 その方がこんな話をしてました。 「私のやり方も強引だったから悪いとは思うが、 あの時の大合唱の反対や中傷にはまいった… ただそれが「今に見ておれ」と力になったし、 そんな中でも、意外な人が助けてくれたりして、 人間ってわからないものだとしみじみ感じた。 人間の本性もみたし有りがたさも感じたね…」 人の間でかなり揺れたと言っていましたが、 そんな揺れる感情を遮断してやり切った、 ということでした。 自分が揺れるように、人の感情も揺れます。 理解できない、わからない人の間や感情で、 あれこれと揺れ続けると、自分に疑問が生じ、 ブレてきて、自分の信念や夢や思いまで、 ブレてくることがあります。 ときに自分の感情を先送りしたり、 切り離してしまうことも大切なのだと思います。 |
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