■2020年05月09日の「今日のことば」■

「今日のことば」

「ごく当たり前の生活」が、
どれだけ幸せに満ちたものなのか、
その有りがたさを人はつい忘れています。

でも、その幸せは、もしかしたら、
たった１分後にはなくなってしまうかもしれない、
はかないものなのです。
だからこそ、感謝の気持ちを忘れてはいけない。

漁師のご夫婦は、前の晩にどんなに
激しいケンカをしても、翌朝、
奥さんは決してケンカしたままでは
旦那さんを送りださないそうです。
それは、その朝が、もしかしたら、
「永遠の別れ」になってしまう可能性が
あることを知っているから。

「普通の日々」のはかなさも、尊さも、
知っているからこその知恵なのです。

		出典元	思い出すだけで心がじんわり温まる50の物語: “小さな幸せ”が集まってくるストーリー
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	西沢 泰生

まゆの感想

「ごく当たり前の生活」が、
こんなにもろく崩れるのか、
どんなにありがたいものなのか、
あらためて感じています。

思い起こせば、
２０１１．３．１１以降から、
そのことはわかっていたはずです。
でも、人は、のど元過ぎると、
忘れてしまうのですね…

また、今年は、
自分の病気入院などもあり、
「ごく当たり前の生活」や「普通の日々」が
いつもいつも変わりなくやってくる、
のではないことを実感します。

この今を実感するにつれ、
これからは、本当にやりたいことに、
自分の命をかけようと決意しています。
後悔がないように、時間が許す限り、
日々に感謝しつつ。