■2019年11月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
アウトプットしながらインプットすると力がつく。 人間の脳髄の備蓄量には限界があるので、 備蓄を使い切ったらおしまいなのです。 というわけで、アウトプットをしたら 必ずインプットしなければなりません。 問題はインプットの仕方です。 というのも、アウトプットしたら次はインプットと 考えていると、アウトプットし終わって「から」、 インプットに取り掛かるということになるのですが、 たいてい、それでは遅いのです。 なぜでしょう? それはアウトプットし終わって、 脳髄がカラカラになった状態では、 インプットしにくいばかりか、再び満タンになるまで 相当の時間がかかるばかりか労力も要するからです。 なぜなのかわかはわかりませんが、 「才能出尽くし」の状態になってしまうと、 才能の再注入ははるかに困難なものになるのです。
まゆの感想
鹿島さんは、そして、
「インプットはアウトプットをしているうちに行えということです。 アウトプットをして調子が出てきたと思ったら、もうその時には インプットを考えておかなければならないのです。 企業についても同じ事が言えます。 ある製品が爆発的に売れたからといって、工場の生産ラインを 全部その製品のために使うとか、あるいは、次の製品の開発を 怠るとかすると、人気製品の需要が飽和状態になったとたん、 その企業は危機に立たされることになります。 したがって、アウトプットに成功したら、ただちに インプットに本格的に取り掛からなければなりません」 と言っています。 インプットは、大切なのですね。 子育てが終わった主婦の「空の巣症候群」、 何かに全力を尽くしてそれが終わった後の「燃え尽き症候群」 などの言葉もありますが、何かに 自分の全部をそそぎ(アウトプットし)、 自分のエネルギーを全部使ってしまうと、 自分がすっからかんになってしまうようです。 そうなってから、違うことを探そうとしても、 あわてて自分にエネルギーをインプットしようとしても、 うまくインプットできません。 アウトプットしているなら、インプットもする、 それもアウトプットしつつ、インプットしていく、 そうすることで、エネルギー枯れも防げるし、 自分に力もついていくのだと思いました。 |
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