■2019年11月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「自分の限界を感じるのは、 至らないからでも、悪いからでもない」 私たちは自分の限界を感じることがとても嫌いです。 それを「悪」と、欠点と考えがちです。 人がそれぞれ持っている本質にしたがって、 エネルギーの使い方が違います。 そして、適切でないエネルギーを使うときに、 私たちはぎくしゃくしたものを生じさせ、限界を感じます。 しかし、それはあなたが「だめ」なのではなく、 ただ、エネルギーを使う方法が違うだけなのです。 小さい船か、大きなエンジンの船か、客船かによって、 船の運転が変わってくるのと同じことです。 そして、そのときこそ自分を見つめるときなのです。 「ああ、こういうふうになったときに、 自分の限界を感じるんだ」 という気づきから成長は始まります。 気づきは癒しといわれます。 心の解放に向かっていきます。
まゆの感想
鈴木さんは、
「限界を感じるのは自分が至らないからでも、 悪いからでもなく、持って生まれた本質が その方向とは違うというだけのことです」 と言っています。 限界を感じるときってありますよね。 他の人はなんなくやっているのに、自分はできない、 なかなか習得できない、理解できない、などなど。 そういうことを目の当たりにすると、 「自分には能力がないんだ」「才能がないんだ」 「運がないんだ」「自分はなにをやってもだめなんだ」 などと落ち込み、自分を追いつめがちです。 でも、人には得手不得手があります。 今これを上手にこなしている人にも、必ず不得意があります。 今これが出来ない人でも、必ず得意があります。 また、器(身体ふくむ)の大きさもエンジンの大きさも 環境も性質も、今では研究で、 脳の得意分野が違うということもわかってきています。 ここで限界を感じても、違うことではまだまだやれることがあるし、 時間をかければ、人より以上にできるかもしれません。 ここで限界を感じているから、自分がだめなわけでもありません。 目の前にある事象だけで、比較したり評価するのは、 間違っているし、時期尚早なのですね。 限界を感じたら「ああ、自分はだめだ」と落ち込まず、 視点を変えるために、違うことにチャレンジしてみるとよいそうです。 すると気づきやパワーも戻ってくるようです。 やっていける場所、生きる場所は、 ここだけ、今いる場所だけではないのですから、 だめだ、できないと縮こまっていないで、 いろいろとやってみるとよいように思います。 |
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