■2019年08月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
愛とは煩雑さを引き受けること。 愛ある生活といっても、現実は毎日毎日の うんざりするような雑事の積み重ねである。 結婚するまでは、食事を作るにしても洗濯をするにしても、 自由意志でやればよかったし、やってあげれば感謝してくれた。 しかし、結婚すれば、どちらかがやらざるを得ない義務になる。 恋愛時代や新婚時代には官能的だったセックスも、 数年すれば刺激の度合いも落ちてくる。 愛することとは、 こうした煩雑さや幻滅を引き受ける覚悟を することでもある。(略) 煩雑な日々を共に過ごせるそのこと自体が、 幸福な愛に他ならないのである。
まゆの感想
先日の小泉進次郎衆議院議員と滝川クリステルさんの
おめでたい結婚のニュースには驚きましたね~ きっと二人でしっかりと人生を歩んでいかれるのでしょうね。 と、そう思いつつ、本日は、 性格心理学の専門家の根本さんのことばを紹介しました。 根本さんは、さらにこう言っています。 「愛することは、相手と競争したり、相手に勝とうとしないこと。 また「愛とは一体化することだ」という期待は持たない方がいい。 相手と自分とは別の人生を歩んできた別の人格である。 自分にぴったり合う人などいない。 相手を理解しようとしても、 自分の心の枠組みでは理解しきれない部分が残る。 でも、その人をそのままに受け入れ、敬愛することである」 そういえば、若い頃は「愛とは一体化することだ」と、 どこかでそう思っていたな、でも、確かに違っていたな、 と懐かしく思いました。 どこかで張り合ってもいたな、とも(苦笑) そして、日々の生活は、そうそう、 本当に煩雑で雑事の積み重ねだあ~ それを毎日毎日繰り返していく… 仮にどんなに愛していても、その繰り返しをしていると、 疲れてくるし、嫌にもなってくるし、そのうち、 愛も感じなくなると、苦痛にもなってくる…よな~とも。 ただ、そんなことや「煩雑さや幻滅を引き受ける覚悟をして」 などと言うと、若い人たちは、ますます結婚することを 躊躇するかもしれないので、 お父様でおられる小泉元首相が言ったという 「結婚は一度はしたほうがいいぞ」くらいがいいのかな、 とも思いました(笑) |
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