ことば探し
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■2019年06月27日の「今日のことば」■

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「今日のことば」

脳の大部分は間抜けです。
誰であるかにかかわらず、人間の脳の一部は間抜けなので、
たばこを吸っているときに肺がんリスクについて考えることも
運動する前に鍛え上げられた腹筋の魅力を考えることも
ありません。

残念なのは、
この間抜け部分が脳の中で最も大きな力を持ち、
脳の全体を支配している時間が長いということです。
別の指示を与えられないかぎり、特定のパターンを認識し、
それを繰り返すしか能がありません。
能のこの部分は大脳基底核と呼ばれています。

しかし、
脳には本当に賢いもうひとつの部分があります。
額のすぐ裏側に位置する前頭前野と呼ばれる部分です。
この部分は何かしたときの結果や長期的な利益を理解できる
脳の〝司令塔〟で、ありがたいことに大脳基底核を
押さえ込む力を持ちます。


ところが前頭前野には簡単にエネルギーを
使い果たしてしまう、という弱みがあります。
わかりやすくいえば、前頭前野は重要な仕事を
まかされているのでエネルギーをたくさん使い、
そのためにあなたをへとへとに疲れさせてしまいます。

そして、疲れ切っているとき(ストレスを抱えているとき)、
繰り返しを好む脳の部分、つかり大脳基底核が
コントロールを奪い取ります。(略)

賢い前頭前野は、考えなしに同じことを繰り返す
大脳基底核ほどスタミナがありません。
そのために、大脳基底核をうまく使うしかないのです。


出典元 小さな習慣
おすすめ度 ★★★★★  ※おすすめ度について
著者名 スティーヴン・ガイズ

まゆの感想
ごく単純化した言い方をすると、脳は、
行動に関する決定をする部分と、自動化された行動のための
パターン認識をおこなう2つの部分からなっているそうです。

もちろん、生きていくためには両方の脳の働きが大切ですが、
脳のエネルギーをふだんはあまり使いたくないので、
意識せずに通常は大脳基底核を多く使っているとか。
それだと、いつも通りの習慣を自然に続けがちですよね。
そのほうが、何も考えなくていいので楽ですしね。

でも…そうやって大脳基底核ばかりを使っていると、
好ましい習慣は身につきません。

そこで、賢い前頭前野の出番です。
前頭前野は、他の脳部分では「それが何か」を決めるのに対し、
「それが何になれるか」という高レベルの目標を、
認識し、理解できるのだそうです。

ですので、好ましい習慣を身につけるには、
まずこの賢い前頭前野で
「それをすると何になれるか、どのようになれるか」を
認識させ、そのために何をしたらいいかを理解させ、
そのための行動を少しずつ取り入れて、繰り返しやって、
同じことを繰り返すことが得意な大脳基底核に覚えさせると
よいそうです。

脳の働きを効果的に使って、
好ましい習慣を身につけていきましょう~

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