■2019年06月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「わかります」の知ったかぶりは絶対禁物。 経験ありませんか? 会議の席などで、自分がずっと温めてきた企画を 知ったかぶりの後輩に 「言ってることはわかりますよ。でも、それムリなんですよね」 などと言われる。 これ、ムカッときませんか? 「だったら、おまえが考えてみろよ」と思いませんか? 要するに、これはデリカシーの問題なのです。 かといって、まったくわからないでは話になりません。 せめて「わかる気がします」程度の言い回しにしたいものです。 ぼくがよく使うのは、 「ぼく、その〝小さい版〟でわかります」 という言葉です。 「ぼくの小さな世界にたとえてみれば…みたいことですよね」 と、身近なところから相手の話の趣旨と同じ意味合いを持つ ネタを引用して、共感する。 同じベクトル上にはあるけれど、自分はあくまでベクトルの はるか末端で「わかる」に過ぎないのですから。 こうした〝小さい版〟という言葉が、相手の心を氷解させ、 「小さくないよ、同じ同じ」などとフォローして いただけることもよくあります。
まゆの感想
知ったかぶりは、しない方がいいですよね~
ついついしたくなりますけど(苦笑) それと、本当にはわかってないのに、わかったふりも。 遅かれ早かれ、どうせ、 「結局、知らなかったのね」「全然わかってないのね」 なんて、バレちゃいますし、知ったかぶり、 わかったふりすることで、素直に聞けなくなることも多く、 遠回りすることになることもありますしね。 特に、 尊敬する人、あこがれの人、目上の人との会話のなかでは、 「わかります」という言葉は使ってはいけないそうです。 確かに、そういう方々の話には、含蓄も深い体験もありで、 簡単に「わかる」なんてことは、ないですからね。 知ったかぶり、わかったふりをするより、 おちさんの言葉のように、 「○○のところはわかる気がします」 「小さな版でわかります」 でいきたいと思ったしだいです。 |
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