■2019年03月26日の「今日のことば」■
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![]() 中には他人からよく思われたいばかりに、 何でもできる振りをする方もいます。 弱みを見せたくないとか、なめられたら終わりだとか、 他人は人の弱みにつけ込むものだという信念を持っていると 虚勢を張ってでも自分を完璧に見せたくなるの かもしれません。(略) 何でも自分が得意だと見せかけてしまうと、 他人に依頼したり、任せたりすることがしづらくなります。 また、いつまでもできる振りをし続けなければならなくなります。 それは無理のある生き方です。 決断をゴールにつなげられる人は、 他人に助けを求めることをいとません。 そして、他人の求めに応じて助けることもいといません。 お互いさまであることを知っているからです。
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藤由さんは、さらに
「私たちは、ごくわずかなことについて得意でも、 その他の多くのことは苦手か不得意、未経験で 知識がないというのが普通です。 決断をゴールにつなげられる人は、 やるべきことがたくさんあることと時間は限られていることを認識し、 嫌いなことや苦手なことに必要以上にかかずらうことは 得策でないということを知っています。 そして、決断した上で、自分の不得意なことは 他人に依頼したり、任せたりします。 自分の「好きで得意なこと」に自分は集中し、 他人が「好きで得意なこと」は他人に任せるのです」 苦手なことって、やる前から憂鬱で、なかなか取りかかれず、 取りかかっても「やっぱり苦手~」などと実感したりして、 なかなか思ったようには進まず、時間がかかってしまう、 なんてありませんか? でも、周囲を見渡すと、自分が苦手なことを、 いともたやすくスイスイとやってしまっている人がいたります。 そして、その仕事が好き、なんてね。 そんなときには、その人にやってもらうといいと思いませんか? その代わりに、その人が苦手なことはこちらがやるとか、 助け合える人、助け合えることは、結構あると思います。 できる振りなどして、虚勢を張ってうんうんと無理するより、 苦手なことは、得意な人に任せたり、お願いしたりした方が、 効率もいいですよね。 なかなか現実はそううまくできないかもしれませんが、 素直に助けを求めたり、苦手をオープンにしておくと、 助っ人が現れたりするように思います。 |
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