■2019年01月09日の「今日のことば」■
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![]() 「俺だってそのぐらいのつらさは耐えてきたんだ。 この程度のことを言われたくらいで文句を言うな」 なんてことを言われたことがある人もいるのではないか。 この言葉が仮に正しいとすれば、 苦しい思いをした人は、 同様に他者を苦しめていいということになる。 そうやってお互いに苦しめ合っている社会は、 つらいことばかりが増え、 どんどん生きづらい社会になっていくだろう。
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自分がつらい思いをしてきたから、
そしてそれに耐えてきたから、 自分以外の人も、そのようなつらい思いに耐えるべきだ、 そういう考え方を持っている人は、多くいます。 逆に、自分がつらい思いをしてきたから、 そしてそれに耐えてきたから、 他の人には、自分の子どもにはとくに、 そんな思いをさせたくない、という人も多くいます。 確かに、ある程度のつらさに耐える力は 生き抜いていくには必要だと思います。 しかしながら、あまりにつらいのなら、 そこから離れる力も、守ってもらう環境も必要です。 でも、自分ができてきたら、他の人もできて当たり前、 自分がつらかったから、それを回避させるのが当たり前、 と、このどちらかばかりが「絶対だ」と、 他の人に押しつけ過ぎてしまうと、 他の人に、精神的打撃を与えてしまうことになります。 この、押しつけ過ぎない、いきすぎない案配が、 本当にむずかしい…ですね。 また、自分がつらい思いをしてきたからと、 それらの経験からの対処を他の人に押しつける前に、 その経験が、自分にどんな影響を及ぼしたか、 どんな気づきや成長をもたらしたかなども、 整理しておくことも大切かな、とも思います。 |
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