■2018年12月17日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
私は〝損〟〝得〟という言葉が人生に 当てはまるとは思えません。 得だからやる、損だからやらないでは、 この人生が損得勘定で、 できあがってしまうような気がしてならないのです。 そしてこの考え方は、 「楽だからやる、面倒だからやらない」 という自分勝手な考え方と、本質的に同じ根っこから 出ているものだと思います。 世の中、得でもやってはいけないこともありますし、 損でもやらなければならないことも多いのです。 楽だからと易きに流されてはいけないこともあるし、 面倒だからこそ、やり甲斐のあることがたくさんあるのです。 このことは、お釈迦さまの教えを待つまでもなく、 長い人生を生きてきた、ちゃんとした大人は 「わかっている」はずなのです。
まゆの感想
私のことになりますが、
〝損〟〝得〟感覚から抜け出せないところがあります(苦笑) どうしても、〝損〟〝得〟を考えてしまいます。 それもつまらな~い、ちいさなところで 〝損〟〝得〟にこだわるので、そんなところにこだわる自分が 「ああ、イヤ、ケチったれている、器が小さい~」 と思っています。 でも「こんなケチったれている自分がイヤ」と思っても、 いつかは、こんな自分から脱皮するぞ!と決意して、 もう何十年もたつのに、いまだに抜け出せません。 それだけ、根っこにある感覚なのだと思っています(泣) また、「楽だからやる、面倒だからやらない」 というよりは、楽が得、面倒が損だとは思っていないので、 やれること、やりたいことは、「面倒でもやる」し、 やりたくないことは「楽でもやらない」です。 器の小さな自分ですが、どこかで損得バランスがうまく とれればいいな、と思っています。 みなさまは、どんなふうに 自分の損得感覚とつきあっていますか? |
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