■2018年10月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
評価するときに避けたいのが、去年と今年の比較。 これは、仕事の現場でよく起きます。 去年めちゃくちゃ黒字を出している人がいるとします。 もちろん今年も黒字なのに、去年に比べると足りない。 すると、 「あれ?足りないんじゃない?」 って声が上がったりする。 そのときに、 「もっとできると思ってるから期待して言っているんだ」 なんてフォローして言うのですが、 「いったん、褒めてよ!」 って本人は思っていたりします。 いい成績を見慣れてしまうと、喜ぶレベルが上がったりしがち。 でも、本人にとっては、 ひとつひとつがどれも大事な結果なのです。 現状をしっかり褒めてあげてください。 相手と比較せず、伸びたら褒めます。 褒められることは大事な成功体験です。 「俯瞰(ふかん)」「鳥瞰(ちょうかん)」の視点に立てば、 評価基準はどうとでも変わります。 少しでも上の順位を目指そう!とか、 正しい方向に導いてあげなくちゃいけない! と張り切り過ぎてはいけません。
まゆの感想
指導者や親はもちろん、身内でも、
「俯瞰(ふかん)」「鳥瞰(ちょうかん)」のような視点、 つまり、高いところや少し離れたところから、客観的に 全体を見渡すような目線を心がけることは大切だそうです。 仲間内や身内になると、 「あれもできない、これもできてない、あの人比べると…」 などなど、ついつい厳しい目が向きがちですが、 それでは、仲間も部下も子ども配偶者も腐りがちで、 やる気も出ず、伸びにくいそうです。 特にお子さんに関しては、沼田さんは、 「オールマイティではないのが人間だし、 その子にだって、きっと得意なことがありますから、 全部いちいち「足りない」なんて気にしないで、 得意なことをどんどん伸ばしてあげるのが先決です」 と言っています。 そして、大人でしたら、 「他人や過去と比較せず、できている事実を認めて褒める」 ことがとても大事だそうです。 そうですよね~ 他人や過去と比較されて何か言われても、褒められても、 何かどうもスッキリしませんし、やる気は出てこないような… それより、今できていることをしっかり認めてもらい、 褒めてもらう方が嬉しいしやる気もでるように思います。 みなさまは、どうですか? |
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