■2018年10月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
約束、つまり目標は 「100%クリアできないと、認めない」 なんて前提で設定しないことが大切。 最初の目標で「一発合格」を強いないこと。 踏まえておかなくてはならないことは、 目標をすべてクリアできる人なんていない、 ということです。 目標は、一方的に押しつけられたものより、 自分が選んだものの方が、 「やる気」が出やすいということを 覚えておいてください。 やる気は本人の中から出てくるものだから、 自分で決めた方が動きやすいですし、 結果を反省するときにも納得して受け止めやすいのです。 それを踏まえて、選択肢を考えて提示してみます。 絶対に選ばないような、思わず笑ってしまうような ものもあります。 大事なのは、その選択肢の中から、 最終的には自分で選ぶということです。
まゆの感想
子どもたちのやる気を引き出すコーチングで
大きな成果をあげている著者の沼田さんは、 「まず、今目指すゴールと、条件になる期限を決めます。 そして、期限がきたら、成果や結果を確かめます。 達成できていなければ、目標設定を修正するか、 再チャレンジするかを検討します。 こちら発信か、それを実行する相手発信かというポイントで、 成果は大きく変わります。 優位な立場から一方的に、「やらないとダメだ!」と 約束を守らせるのではなく、 「やるの?やらないの?」と相手に問いかけてみること。 そして目の前の目標が、クリアできたら、その結果は、 本人のものとしてきちんと認めましょう。 自ら設定した目標を「できた」と実感ができれば、 その喜びが、また次のチャレンジへと向かわせてくれます」 ということで、誰かをやる気にさせるには、重複になりますが、 ◎100%達成しないと認めない、という前提で目標設定しない ◎目標設定は選択肢を与えて、セレクトは相手に任せる ◎目標をすべて達成できる人はいないことを理解する ということがとても大切だと言っています。 目の前の相手を見ていると、足りない部分やダメな部分が見え、 それらをなんとかしようとするあまり、ついついこちらの、 目標設定を押しつけたくなりますが、それではダメなんですね~ 人をやる気にさせ育てていくには、自主性とそれを見守る、 こちらの度量が必要なようです。 |
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