■2018年07月12日の「今日のことば」■
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![]() 私たちは、多くの場合、 毎日忙しく働いている割には、成果が上がらない。 考えているし、動いているのだ。 それが成果に結びつかないのは、なぜだろうか。 ドラッカーがこんな例をあげている。 デパートでは定員が書類にかかりきりになっていて、 客と話し、サービスをする時間がない。 営業所の部員は、時間の3分の1を、 客に電話するよりもレポートの作成に使われている。 技術者は、ワークステーションに向かうべき時間に、 会議に出席させられている…。(略) 成果をあげるには、ムダな「動き」と、 成果につながる「働き」に変えていくことが必要だ。 雑事や他人に時間を取られてはいけない。 「忙しいんだよ」という錯覚した安心に陥ることなく、 時間管理を工夫していくべきだ。
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書類や報告書提出に時間をとられたり、気になったりして、
本来の仕事に力を注げない、時間を割りふれない、 こんなことが、常態化している職場が多いとか。 ちなみに、こんな実例が書かれていました。 ある企業トップが、改革報告書のすばらしさに感激し、 現場に行ってみたところ、実際の現場は、 以前とほとんど変わってなかったそうです。 この現場は、素晴らしい報告書書きに時間を費やしていて、 成果をあげることや改革をしてはいなかったのです。 本末転倒ですが(苦笑)、よくありがちのように思います。 ドラッカーは、 「報告や手続きを管理の道具として使うと、必要もない情報を 本社スタッフに知らせるために何十種類もの書類を書くことが 必要になり、現場は肝心の生産をる時間が奪われてしまう。 報告と手続きは、ありふれた道具だが、これほど誤って使われ、 害をもたらすものはない」 と言っていて、報告や手続きは、最小限にとどめるために、 組織として取り組むことはもちろんであるが、と同時に、 個人も時間の使い方を見直し、時間管理をしていく必要があると、 とも言っています。 提出物や報告書が多い、手続きが面倒、時間がかかる、 根回しも必要なんてことになると、仕事が億劫になりますし、 本当にやったことより、報告書提出が上手な人が評価される、 なんてことになると、モチベーションも下がりますよね。 ドラッカーの言う通りだな、と思いました。 |
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