■2018年05月28日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
組織、特に会社という場所では、 とかく人間関係が原因で、様々なトラブルが起こりがちです。 私も会社勤務時代、様々な人間関係の修羅場を 経験させていただきました。 そうした経験から、組織には 「異なる3タイプの人材」を集めることがベストだと断言します。 この考え方はタスクフォース(特定任務のために様々な部署から 編成、任命されたチーム)を結成する際にも、応用が可能です。 では、部門長の下にどんな人材を揃えればいいのか? 一例をあげてみます。 1.仕切れるタイプ…ベテラン、やり手な若手(サブリーダー) 2.個性的なタイプ…ある専門性に秀でている人(変人) 3.染まっていないタイプ…新人、中途採用者、社歴の浅い人 (門外漢) 多彩なバックボーンを持つ面々を まとめる義務があるリーダーは、骨が折れることでしょう。 しかし、例えば新しい組織になる際、 あるいは新規でプロジェクトを立ち上げる時には、 このくらいの組織編成が必要です。
まゆの感想
仕事がうまくいっている、とか、成果を上げている組織では、
だいたい、1~3の人材がそろっているそうです。 ところが、例えば、 タイプ2が大部分で構成されたチームは、 専門的に優れているために、終日静まりかえって、活気がなく、 コミュニケーションがとれず、不満をためやすいそうです。 1.2で構成されると、仕事ができる人たちなので、 それなりに活気はあるものの、空気がギスギスしかちで、 それがトラブルになることも多いようです。 そこに3を入れると(たとえばアシスタント業務を入れる) とげとげしい雰囲気も和らぎ、うまく回ることも多いそうです。 偏りのある組織では、同じアイデアしか生まれない、 新しい考え方ができなくなる、争いが増える、 コミュニケーション不足などの弊害があるとか。 この1~3の人材構成は、昔から、 ドラマや映画などでもよくとられている構成で、 面白い物語が生まれたり、成果出すチーム編成なのだそうです。 また、組織が停滞しているときは、メンバー入れ替えをすると 活性化するそうですが、そのときの割合は3割くらいがいいそうです。 組織のリーダーの方は、チーム構成がどうなっているか、 一度じっくり検討してみるといいかもしれませんね。 また、自分のまわりがどうなっているか、 こんな視点で見てみると気づきや発見もあるかも… |
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