■2018年05月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
お化粧をしたり整形をしたりすれば、 確かに見た目はきれいになるでしょう。 それによって自信が生まれることもあるでしょうから、 否定はしません。 ただ、それは「きれいさ」であって「美しさ」ではありません。 真の美しさとは自分との闘いのなかからのみ生まれるものです。 日々面倒なことから逃げずに、自分の言動を見つめること。 そこにこそ凜(りん)とした美しさが生まれる。 誤解をされたり、誹謗中傷されたり、いじわるをされたりする。 生きていればそんなことはしょっちゅうです。 でもそこで、やり返してはいけない。 いじわるをされたから、いじわるの仕返しをするのでは、 相手と同じレベルに下がってしまう。 その瞬間に美しさは失われます。 きれいさはお金で買うことができます。 しかし美しさはお金では買えません。 自分自身の努力で作り上げていくしかないのです。 そして美しさとは強さでもあります。 その強さを養うために、美しい生き方をしてほしいと思います。 (ノートルダム清心学園理事長/渡辺和子)
まゆの感想
「きれい」ではなく「美しく」なりなさい、
それには、美しく生きることが大事だと、 と、多くの学生を見てきた渡辺さんは言います。 「きれい」ではなく「美しく」なる、美しい生き方か… そんなことを意識してこなかったなぁ、と感じました。 思ったようには生きていけない自分の人生の中で、 思ったように自分を律することができない自分がいて、 どうしても品のない言動、たとえば、けちくさいことを言ったり、 損得を考えたりで、凜とは、ほど遠いなぁ…と実感します(泣) これから先は、 自分で自分を嫌う生き方はしたくない。 あれこれと後悔する生き方もしたくない。 恥ずかしい生き方もしたくない。 これから先は、凜と生きたい。 そう生きていくには、 こだわっている欲や損得の感情など、 どんどん捨てていかないといけなそうだ、 もっと大きな気持ちで生きていかねばいけないな、 心からそう思いました。 これから先は、老いも含めて、 今までとは違った自分との闘いになると思いますが、 その闘いから逃げずに、自分をほめられるような生き方、 凜とした生き方をしていきたいと思います。 |
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