■2018年04月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
過度に悲観すれば、短期的な視点でしか物事を 考えられなくなります。 「負けている」と思って動揺すると、 何とかして負けを取り返そうとする。 その焦りが、さらに状況を悪くするのです。 株取引や不動産の売買などを 例に考えるとわかりやすいと思います。 自分の株や土地が暴落すると、余裕のない人ほど慌て、 もっと下がるのではと不安になります。 そして焦って、早く売ってしまおうとする。 当然ですが株や不動産は、高い時に売り、安い時に買うべきです。 安い時に売ってはいけないという当たり前の判断が、 できなくなってしまうのです。 これは転職についても同じことが言えます。 会社の業績が悪化した時や業界が厳しくなった時、 慌てて転職する人がいます。 これも不動産を安売りしているのと同じで、 状況が悪い時にキャリアは高く売れません。 平常心を保つとは、ピンチが訪れた時、 長い目で物事をとらえること。 その時の状況に惑わされて行動すれば、 損をするのは自分です。
まゆの感想
さらにこんなふうにも言っています。
「負ける」と「負けている」は、全く別物で、 「誰の目にも、勝敗が明らかな時がある。 しかし、本当はまだ、勝敗は決まっていない。 結果が出た瞬間だけが「負けた」ということだ。 九割九分負けていても、それはまだ途中経過なのだ。 そこから「勝ち」に逆転できることもある」 そして、仕事でも人生でも、敗色濃厚な時があるが、 長い目で見ると、すべてはプロセスだから、 本当の勝ち負けなどは、最後までわからないと。 しかも、勝ち負けなんてつかないかもしれないと。 自分の形勢が少し悪くなり、負けている、と思ったり、 不安定になったりすると、なんとかしようとジタバタして、 冷静さを失い、普段の自分ならしないようなことをしてしまう、 そして逆に、墓穴を掘った、悪くなった、 なんてこと、ありませんか? 私は、いっぱいあります(汗) なかなか学べないんですよねぇ…(泣) 平常心を保つこと、課題だなぁ。 そして「負ける」と「負けている」、という言葉の意味を、 もう少し考えてみたいと思います。 |
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