■2018年01月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
幕末、国際法のからみで、 日本の船にナショナル・フラッグをつける必要性が生まれました。 このとき、鹿児島城で、桜島に上る朝日を見た 嶋津斉彬(しまずなりあきら)は、 「あのさわやかな輝き出ずる太陽の光を以て、 鎖国の夢を覚まさなければならぬ。 日本の将来は、古代から日本人が命の恩として愛してきた、 輝く太陽のようでなければならぬ」 と考え、太陽のマークである「日の丸」を 日本のナショナル・フラッグにすることを、 徳川幕府に提案したそうなんです。 日の丸は、斉彬が、愛する日本の行く末に託した 志そのものだったのです。
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