■2017年09月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「ぼんやりしなさ過ぎ」も 「ぼんやりし過ぎ」もいけないのです。 あまりに忙し過ぎるのも、あまりに暇過ぎるのもダメ。 デフォルトモード・ネットワークは、脳の 「活動モード」と「休憩モード」を切り替えて コントロールしているシステムのようなものです。 ふたつのモードがバランスよく切り替わっていてこそ 調子よく機能するシステムであり、どちらかのモードにあまりに 偏りすぎると調子を落とすことにつながってしまうのです。 とにかく、偏りすぎは禁物。私は、 「忙しくてぼんやりしなさ過ぎる生活」も 「暇でぼんやりし過ぎる生活も、 両方ともボケにつながると思っています。
まゆの感想
聞き慣れない「デフォルトモード・ネットワーク」
という言葉ですが、これは、 「ぼんやりすることによって、 自分らしさを維持している脳のシステム」のことで、 別名「ぼんやりネットワーク」だそうです。 このシステム、何らかの仕事に集中している時には働かず、 何もせずにぼんやりしているときに働き、 ぼんやりしつつ、今の自分自身の置かれている状況を 確認してモニタリングして、過去の自分を反省したり、 未来の自分のイメージをふくらませたりするのだそうです。 こうしたことをしながら、脳を休ませ、脳を落ち着かせ、 自分や自分らしさに立ち戻らせてくれるのだそうです。 ですから、朝から晩まで仕事に追われ、 休みなく脳を使い続けるような日々を送っていると脳も疲れ、 「デフォルトモード・ネットワーク」機能がフリーズしてしまい、 自分らしさを振り返ることもできなく、自分らしさも忘れ、 ボケるかボケないかに大きく影響してくるとか。 ボケは、突然にやってくるのではなく、 何十年もの積み重ねによって発生するので、若い頃から、 うまく「デフォルトモード・ネットワーク」を 働かせた方がいいそうです。 もちろん、忙し過ぎ、暇過ぎ、のどちらかに偏らず、 バランスよく働かせて。 |
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