■2017年06月29日の「今日のことば」■
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![]() 本当に素晴らしい噺家は、まったく同じ噺をしても、 毎回、観客を感動させる。 聞き手の中には筋を全部知っている人もいるだろう。 同じ噺家の噺を聞いた人もいるかもしれない。 それでも名人の噺家は、 聞き手も知っている噺をして、そのつど感動させる。 それが芸術まで高められた話芸である。 音楽のコンサートも同様だ。 知っている曲を演奏しても、 素晴らしい演奏であれば、毎回感動する。 それは、同じように見えて、 情報の送り手の魂の入れ方が違うのだ。 ルーティンの仕事を甘く見てはいけない。 慣れ親しんだ仕事でも、毎回、毎回、 本気、本音、本物の真剣勝負でのぞむ。 その「一点集中力」が仕事の完成度を高め、 新しい世界を切り開く原動力になる。
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毎日やる仕事には、ルーティンの仕事があります。
決まってやらなければならない仕事です。 これは毎日やるので、すでにやったことがある仕事になります。 しかも、何百回もやっていて体に染みついていますから、 流そうと思えば流せるし、ダラダラとすることもできます。 しかし、このルーティン仕事を甘くみてはいけない、 と伊藤さんは言います。 このルーティン仕事は、自分の基礎となり実力にもなっていくので、 意識して毎回、新鮮な気持ちが取り組むことが大切だというのです。 そうすれば、人を感動させることもできると。 そう噺家のように。 ただ「昨日の自分」と「今日の自分」を繰り返しているだけでは、 そこに成長はなく、いつもと同じレベルの自分がいるだけになります。 毎日リセットして、初めてのつもりで、ルーティンをすることが 仕事や生活の質を高めるし、新たな発見もあるし、 新たな自分も作り出していくというのです。 そういえば、将棋の最年少棋士・藤井聡太四段も、 ルーティンとして「詰め将棋」をしていたそうですが、 それが今の力の元にもなっているということでしたね。 毎日やらなければならない仕事、必ずしなくていけない仕事は、 もうわかっているので、手を抜いたり、流したくなりますが、 新たな気持ちでやることが大切なのですね。 私は凡人なので、毎日毎回はたぶん無理なので(汗)… ときに気合いを入れ、気持ちを切り替えて、自分をリセットして、 本気で、ルーティンに取り組みたいと思います。 (それじゃ、ダメかな?) |
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