■2017年06月30日の「今日のことば」■

「今日のことば」

人間は致死率１００％の存在です。
誰も死を免れることができません。

昨日よりは今日、今日よりは明日、
誰もが一日ずつ、死に近づいていることになります。
おそらく、豊かな時間を得るためには、
この現実から時間を見直す必要があるでしょう。

そこには季節のように周期的な時間と、
一生のうちで一度しかない一期一会的時間が流れています。
いつでもあり得るような均質化された今ではなく、
今しかあり得ない今が常にあることになります。

		出典元	時計の時間、心の時間
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	一川 誠

まゆの感想

一川さんは、

「理想的な状態を夢見るよりも、
　日常のなかで、毎日を有意義に過ごせるように試みること、
　いつまでも同じことを楽しむのではなく、新たに楽しめること、
　その時だからこそ意味があることを見つけて、
そのことに取り組む時間を持つことが大切」

とも言っています。

確かに、人間は致死率１００％ですよね。
そして、間違いなく昨日より今日の方が死に近づいています。
だからこそ、日々を大切に生きようと思ったり、
どうせ死ぬんだから、どうでもいいと思ったり、
この現実を感じないまま、ただ日々を過ごしていたり、
人は、そんな中で生きているように思います。

近頃は、「時間は有限だ」とひしひしと感じます。
そしてこの有限の時間をこれからどう使っていこうか、
何をしていこうか、どう生きていこうか、どうしたらいいか、
などなど、真剣に考えるようになりました。
そして、やれることは今やっておこうとも思います。
それが、自分にとってはいちばんいいような気がして（笑）