■2017年03月28日の「今日のことば」■
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![]() 「田畑や家が無ければ、それらを求めて苦しみ、 有れば、管理や維持のためにまた苦しむ。 その他のものにしても、みな同じである」 金、財産、名誉、地位、家族、これらが無ければ ないことを苦しみ、有ればあることを苦しむ。 有る者は、「金の鎖」、ない者は「鉄の鎖」に つながれているといってもよかろう。 材質が金であろうと、鉄であろうと、 苦しんでいることに変わりはない。 これを釈尊は「有無同然」と説かれる。 どれほどの財宝や権力を手にしても、たとえ宇宙に飛び出しても、 本当の苦悩の根源を知り、取り除かないかぎり、 人生は重荷はおろせないであろう。
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このことについて、こんな話が書かれています。
「金や物、名誉や地位のないのが苦しみの根源ならば、 それらに恵まれた人生は、よろこびに輝いているにちがいない。 だが実際はどうだろう。 歴史の証言も豊富だが、現実も目にあまる悲惨さなのだ。 イギリス王室の華、ダイアナ妃の自殺未遂は5回にもおよんだという。 「世紀の結婚」とまでうらやまれた彼女も、人知れず苦しむ 一個の人間でしかなかった。 日本初のノーベル文学賞に輝いた川端康成が、 ガス自殺をとげている。 氏もまた苦悩の人であったのだろう。 女と靴下は、戦後強くなったものの代表とされた。 靴下をかくまで強いものにした革命的繊維ナイロンを発明したのは アメリカのカロザースである。勤め先のデュポン社は、 この天才科学者に破格の待遇をしたそうだ。 「生涯、どこへ旅行し、どんな高級レストランやバーで 飲食しようが、費用の一切は会社が持つ」 というのである。(略) そのカロザースが、41歳で自殺したのだ。 金や財、名誉や地位のないのが苦悩の元凶ならば、 あり得ない結末ではかなろうか」 苦悩の根源、苦悩の元凶とは、何でしょうか… この本では、そのひとつが「無明(無明)の闇」 言い換えると、「後生暗い心」といっています。 後生とは死後のこと、暗いとはわからないこと、 お先真っ暗な状態で「死んだらどうなるか分からない心」 とうことです。 正直なところ、あまりピンと来なかったのですが、 もう少し簡単にいうと「未来が暗いと現在が暗くなる」 「現在を暗いままで、明るい未来を築こうとしてもできない」 ということのようです。 明るい未来…ほしいですね。 明るい未来…描きたいですね。 どうしたらいいのでしょうね…うっうーん… |
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