■2017年03月03日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
30歳を過ぎてすぐのころ、 胃がんの手術を受けました。 死への恐怖。 抗がん剤のつらさ。 不安で凝り固まっていた私の心に この言葉が飛び込んできました。 「人間の死亡率は100%だよ」 どうだなぁ、誰でもいつかは死ぬんだ。 私もいつ死ぬかわからない。 死というものは当たり前に、 誰でも訪れるものなんだ。 そう考えたとたん、気が楽になりました。 そのまま10年。 結婚をして、今年は子どもが生まれます。 いつ死んでも後悔がないように、 いつも頭のすみに置いている言葉です。 (胃がんサバイバー)
まゆの感想
この本には、タイトル通り、
「他人の何気ない一言に助けられました」 という、話がまとめられています。 立派な言葉や正しい言葉、理想的な言葉より、 誰かがさりげなくかけてくれた言葉が 心に響いてくることってありますよね。 ずぅっと忘れられなかったり… そんな言葉がいっぱい書かれています。 例えば、こんな話も。 「主婦湿疹がひどくて、 いつも手の皮がぱっくり割れてしまう私。 通っていた皮膚科で私の手を見た先生が、 「奥さん、ようがんばっとるねぇ。 がんばりすぎやわ」 とおっしゃいました。 子育てや家事はめったに評価されませんので、 とても嬉しく思いました」 (ダラ奥) 「仕事で疲れて眠っていると、0 10歳と7歳の息子たちが話していました。 「お母さん、かっこいいね。 仕事もして家のこともしてるんだもんね」 ずっと、かっこいいお母さんでありたいと思います」 (rin) さりげなくやさしく、そして、あたたかい… そんな言葉は、心に染み渡りますね。 |
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