■2017年02月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
怒りなどのネガティブな感情は、人間であるかぎり、 感じるのが当たり前ということだけでなく、 生きていく上で、役に立つということも忘れないでください。 怒りがあるからこそ、理不尽な扱いや侮辱に対して 闘おうという気になるのですから。 あなたが怒りを感じたとき、 「なぜ、こんな感情を抱くのだろうか?」 と情けなくなるのではなく、その理由を考えたくなるのも当然です。 しかし、激しい感情に揺り動かされている真っ最中に いろいろ思い悩んでも、良い考えは浮かんできません。 「下手な考え休むに似たり」ということわざがありますが、 その通りなのです。 ですから、あなたが感じた怒りを、まず受け入れてください。 それは自分の感情を、つまり自分自身を大事にすることです。
まゆの感想
昨今では、何かあるとすぐに怒りを表す人と、
怒りを押し殺してしまい何も表さない人と、 二極分化が進んでいるといわれています。 その背景の一つは、怒りに対する対応力が弱くなってきている、 つまり、怒りを上手にコントロールする力が弱くなっている、 というようなことがあるのではないか、ということです。 (※理不尽な怒りを表す人は、別な事情もあるようなので外します) そしてこの両者には、共通点もあるそうです。 怒りをすぐに表しても、抑え込んでも、その怒りが、 自分の中からでていくわけではなく、消えるワケではなく、 スッキリもせず、もやもやとした怒りが静かにたまっていく… その上、出した自分も、抑え込んだ自分も、好きになれず、 そんな自分がイヤになる…自分にも怒りを感じていく… ということです。 それなので、 すぐに怒りを表す人は、怒りにすぐに火がつき、周囲に当たるし、 怒りを抑える人は、うつうつとして、そのうつうつが体調にでたり、 どこか違う場、出しやすい場(例えば、ネット上などで過激な発言を するなど)で、爆発させてしまうことが多くなることも多いようです。 怒りを感じたとき、まずは、 「あ、今、自分は怒っているな、何かカチンときたな」と その感情を受け止め、ひと呼吸おくといいそうです。 するとちょっとだけ冷静になれ、その怒りが何パーセントかおさまり、 今までと違う対処方法、違う言い方もできるかもしれない…そうです。 そしてその怒りがおさまった後で、同じような怒りが感じたとき、 今度はどうしたらいいか、どうしたら自分を誇らしく思えるか、 ワンランク上になれるか、その対処方法をシュミレーションすると、 次にそれが活かされるようになるそうですよ。 怒りへの対処は、なかなかむずかしい~ですよね。 怒りを、出すか、抑え込むか、ではなく、上手に対処したり、 怒りの力を建設的な方向に向けていきたいですね~ 私の目標は、怒りを感じたとき、ユーモアをもって返すことですが、 ……まだまだ道通しです(泣) |
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