■2017年02月24日の「今日のことば」■

「今日のことば」

断捨離のセミナーなどを通して、たくさんの方にお逢いするうち、
「捨てられない人」には３つのタイプがあることが
わかってきました。

○現実逃避型（忙しい、面倒くさい）
　毎日忙しくて家にいる時間が少ない、あるいは、
　家にいたくないため何かと用事をつくっては外出する。
　片づけに時間や労力を割けず、家に向き合うことを割けている

○過去執着型(あの頃はよかった…）
　アルバム、手紙など思い出の品や、賞状やトロフィーなど
　過去の栄光の証拠品をいつまでも大事にとっておく

○未来不安型（いつか使うかも…）
　将来、安心して過ごせるように、さまざまなモノをため込んで
　しまう。今を楽しむことよりも、いつか起こるかもしれない
　未来への強い不安に常に焦点が当たっている。
　生活消耗品などを、過剰にストックするのが特徴

		出典元	モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	やましたひでこ

まゆの感想

やましたさんは、３タイプには共通点があるといいます。
それは、どのタイプも「今」をおそろかにしている、
「今に生きていない」ということだ、というのです。

「今に生きていない」とは、現実に持てるエネルギーを、
「今」とは関係ないどこかに分散させてしまっていて、
「今」の集中力は下がり、思考はブレ、余分なエネルギーを
使って消耗することになりがちだといいます。

こうなると、自分もそこに暮らす人にも安心感をもたらすことが
できず、快適さもなく、イライラするし、ごきげんにもならずに、
夫婦関係も悪くなり…
さらに「今」から逃げることになり、
悪循環に陥ってしまいがちだというのです。

自分に当てはまることがあるなぁと思った方は、
「私にはこれが必要？」
「今、私の生活に機能している？」
そう問いかけて、自分を見つけていくといいそうですよ。

片付けは「まつり」で、一気にやるほうがいい、
とすすめる片づけのプロもいますが、なかなかそうはできない、
そんなとき、身の回りをしっかり見渡して、上記の２つを
自分に問いかけることからはじめるといいかもしれませんね。