■2016年12月12日の「今日のことば」■
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![]() 死期が迫ると、お金のことは二の次になるのが人間です。 だから執着しても仕方がないといえば、そうともいえます。 お金はあの世にもっていけません。 だからこそ、ほどよいつきあい方を考えるべきなのです。 そして、死期が迫ってから死後のことを考えるのではなく、 まだ元気なときにこそ死期について考えた方がいいと思います。 そうすれば、死への恐怖は和らいでいきます。 もちろん、まったく感じなくなるわけではありませんが、 時間をかけたぶん平安な気持ちで死を迎えやすくなると思っています。 これは、私自身が27年間ターミナルケアに協力した 体験から思うことです。 それだけではなく、物やお金、名誉よりも 大切なことも見えてくるようになります。 お金はあの世にもっていけませんが、 あなたの愛は、永遠に存在し続けることでしょう。
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お金とのつきあい方…
得る方法、貯める方、生かし方、使い方など、 なかなか思ったようにはいかないものです。 高木慶子シスターは、お金とのつきあい方について、 さらにこう言っておられます。 「金がなければ、生活していけないということも厳然たる事実です。 これはやはり認めなければいけないでしょう。 「貧すれば鈍する」という言葉があるように、暮らしが 貧しくなれば、どんな賢い人でも愚かになってしまうものです。 あり過ぎてもなさ過ぎても、それはそれで問題… というところにお金の難しさがあります。 そこそこにもっていることでしょう。 「自分にとってこれくらいが、ちょうどいい」 というものが分かれば、それでいいと思います。 それなりの年齢になれば、お金のつきあい方もできているはず。 執着することなく、ほどよい距離感を置きながら、 おつきあいすればいいのではないでしょうか。 それができるようになるのも、ひとつの上手な年の重ね方です」 時はどんどん過ぎ去って行きますから、 気づいたときに、後悔しないように、 お金についても、死についても、生き方も、 もっとしっかりときちんと考えないとな、と思ったしだいです。 |
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