■2016年07月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
愛着のあるものを捨てるのは、ときには痛みを伴います。 研究グループ(※)の論文によると自分の持ち物を手放したとき、 「痛み」に関連する脳の2つの領域、「前帯状皮質」と 「島皮質」が反応することが確認されています。 ものを捨てるには、多少なりとも痛みを伴うのです。 しかし、最初は躊躇、逡巡してなかなか捨てられないものでも、 思い切ってゴミ袋に絞り込むと、その先はさほど迷わなくなり、 ものをポンポン捨てる決断が早くなっていきます。 「ものへの執着、こだわり」よりも、 「捨てる快楽」のほうが、強くなってくるのです。(略) 何かを決めるには、捨てる、切り離すといった痛みを 避けて通ることはできないようです。 ※アメリカイェール大学らのグループ 強迫性障害の亜型である 「ため込み症候群」の脳画像研究)
まゆの感想
ものを捨てたり、愛着ある人、場所から離れる、切り離される、
というときには、脳の痛みに関連するところが反応するようです。 だから、なかなかそういうことはできないのですね~ 例えば、部屋がごちゃごちゃとわかっていても、 この人と一緒にいてもいいことはない、 こんなところにいてはいけないとわかっていても…ね。 でも人は、この「痛み」を乗り越えれば、その勇気があれば、 ものを捨てたり、整理していくこと、執着や愛着あることから 決別してくこともできるそうです。 すると、脳もスッキリするし、部屋もそうだし、 悪縁も断ち切ることができ、すっきりするかも。 また、このような決別や別離作業は、 新しい出会いの始まりともなりますし、 新たなエネルギーをもたらすことにもなることが多いようです。 この決別や別離作業をするときには、 「自分や周りが、心地よく生きていくためどうしたらいいか」 ということ考えてみるといいようです。 |
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