■2015年11月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
バイキンは食品の敵ではあるけれど、 アンパンをつくるパンだって菌がないとつくれない。 助けられている面もあるのです。 つまり、敵だけど味方、 味方だけど敵。 善と悪とはいつだって、 戦いながら共生しているということです。
まゆの感想
もっと詳しくいうと、こんなことだそうです。
「実はパンだって酵母菌がないとつくれない。 バイキンも、食べ物がないと繁殖できない。 つまり、パンとバイキンは、敵だけど味方、 味方だけど敵という共生関係にあるわけだ。 これは、われわれ人間にも言える。 バイキンが絶滅すればいいのかというと、実はダメなのだ。 人間も生きられなくなる。 人の体内にはおびただしい数のバイキンが生きている。 健康な人は、バイキンと戦いながら、両方が拮抗して、 ある種のバランスを保って生きている」 バイキンマンの存在にも、意味があり、 深い愛を注いでいることがわかります。 仕事でも、人間関係でも、やっつけることばかりを考え、 それをしていると、いつか自分もやっつけられてしまう、 痛い目にあう、ということは案外多いものです。 菌や悪とどう向き合うか、どう付き合っていくか、 うまく共生していくことが大切なのだと思いました。 |
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