■2015年11月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
まゆの感想
やなせたかしさんは、アンパンマンの生みの親ですが、
アンパンマンについてこう言っています。 「アンパンマンは、自分の顔をちぎって人にたべさせる。 本人も傷つくんだけれど、それによって人を助ける。 そういう捨て身、献身の心なくしては 正義は行えない。(略) そういうカッコ悪い正義の味方を描きたい。 そんな思いから、アンパンマンは世の中に出ていった」 そしてこの正義は、 「悪人を倒すことよりも、 弱い人を助ける。 ぼくが望む正義は、 それほど難しいことではないのです」 と言っておられます。 当初、アンパンマンは大不評で、顔をしかめられたり、 「残酷だ」と批判もされたそうですが、 やなせさんは、めげずに書き続けたそうです。 「作者がしっかり愛してやればいい。 作者の愛情の中で生きていけるだけでもいい。 そう思っていた」 なんだか、じんときました。 |
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