■2015年07月01日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ビジネス社会で求められる課題解決力は、
会社や上司から与えられた課題を、 一定のレベルでこなすだけの力ではありません。 それも確かに大事ですが、むしろ自分から課題を設定し、 ときには会社にも提案する「仕事をつくれる力」こそが、 ビジネスパーソンの力量が問われるところなのです。 その「仕事をつくる」思考習慣の原点となるのが、 「なぜ?」「どうして?」という発想です。 なぜ、この商品の売上げが伸びないのか? なぜ、他の課との連携がうまくいかないのか? なぜ、あの企画が通らなかったのか? そういう問題意識が、新たな販促プランや業務改善提案につながり、 自分の新たな仕事をつくることになるのです。 つまり「なぜ?」「どうして?」と考える習慣は、 メシが食えるプロの仕事人になっていくためには 必須なものといえます。 その「なぜ?」「どうして?」という思考習慣は、 やはり小さいころから思考習慣のたまものです。 家庭での「なぜ?」の問答の量が大きくものをいいます。
まゆの感想
学習会の経営者であり先生でもある高濱さんは、
「小学校低学年までは、「耳学問の時代」です。 耳で聞いたことをスポンジのようにどんどん吸収します。 自分から「なぜだろう?」「どうしてだろう?」と思って得た 知識は、しっかり頭に定着します。 「一生の宝」といってもいいくらいです なので、子どもが「どうしてなの?」「あれ、なあに?」 と聞いてきたときは、親としては、 「ここで一生の宝物が授けられる」と 最大限のお務めを果たさなければなりません。 その場でできるだけていねいに説明してあげるのが いちばんですが、少しでも疑問点が残れば、あとで 調べて教えてあげましょう。 これは「親のしつこさ」として心がけるべきです」 と、言っています。 小さいお子さんを持つ親御さんには、 手間がかかり大変なことだと思いますが、お子さんの 「なぜ?」「どうして?」「あれ、なに?」「どういうこと?」 などの疑問には、ぜひ、答えていただきたいと思います。 それが、子どもの一生の宝となるし、 大人になって、社会で役立つことにつながると思って。 そしてまた、大人でも、 「なぜ?」「どうして?」「あれ、なに?」「どういうこと?」 と、疑問に思ったことは自分で調べたり、誰かと話し合ったりすると 脳にもいいし、楽しいし、生き生きを生活するための糧に なるそうですから、手間をおしまずそうしていきましょう~ |
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