ことば探し
★私は、子ども達を無条件に愛しています★

■2015年05月26日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
人間の行動を最も束縛する要因はなんでしょうか。
一番大きいのは、
「失敗したら恥ずかしいからやらない」
「どうせかなわない夢だから忘れる」
「そんなこと言ったって、毎日忙しいんだからできないよ」
といった自分の中にある制御装置、リミッターです。
行動の範囲を広げるためには、
まずこのリミッターを解除しなければなりません。

それが「脱制御」です。
制御を外して、自分自身を「本気」にさせること。
命を生き生きと輝かせる仕事術の秘訣の一つです。

脳を本気にさせるためには、
リアル(現実)に触れることが大切です。
なぜなら、人間の脳には「リアルに触れると本気になる」
という特性があるからです。(略)
ですから、自分の脳に「本気」になってもらい、
脱制御を行うためには、
なるべく多くのリアルに触れることが大切です。


出典元 脳を活かす仕事術
おすすめ度 ★★★☆☆  ※おすすめ度について
著者名 茂木 健一郎

まゆの感想
この本には、こんな実験について書かれています。

「あるアメリカの実験で興味深い結果が出ています。
 子どもの語学学習に関する調査で
 「中国人にしかに会って発音を聞く」
 というケースと
 「テレビモニタを通して中国語をきく」
 というケースの、発音効果の違いを比較したのです。
 結果、中国人からじかに発音を聞いた子どもたちは、
 簡単な中国語がわかるようになりました。
 それに対して、テレビモニタを通した子どもたちは、
 中国語の発音を聞き取れなかったのです。

 子どもたちの脳は生身の中国人を目の前にした時に
 「本気」になって、学習したわけです。
 これは子どもに限らず、大人の脳も同じです」


コンサートを生で聞くのと、プレイヤーで聞くのとでは、
音の質や雰囲気も違いますし、
スポーツも、生で観戦するのとテレビ観戦では臨場感が違います。
また、テレビで見ているのと、実際に見るのとでは、
大分違う感覚を持つことは、おそらく多くの方が、
実感として感じられているのではないでしょうか。

東日本大震災の後、被災地に行った時、
テレビで見ているのとは、全く違う感覚を持ちました。
そして、自分にできることはしていこうと強く思い、
本気になり、今でも(細々ながらですが…(汗))
できることはし続けています。

生とか、「リアル」には、何かこう迫力をもって、
全身に訴えかけてくるものがある、と私は感じます。
脳だけでなく全身のすべての細胞にも。
それが、「本気」さとか、学習能力に、
結びついていくのだろうな、などと思ったしだいです。

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