■2015年03月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
批判の矢がとんできたときには、
「だって」「そうじゃなくて」「そんなことないよ」 と、打ち返すのではなく、ちゃんと両手で受けとめましょう。 どんなに耳が痛くても、どんなに心の中で違うと思っても、 どんなに腹が立っても、いったんは相手の言葉を受けとめて 理解するように心がけます。 でも、これがいちばん難しい! ここで重要なのは、批判を「受けとめる」ことであって、 「受け入れる」ことではありません。 批判のボールを両手でキャッチする、というふうに考えてみましょう。 受け入れてしまうと、“同意する”ことになります。 そうではなく、「受けとめる」とは、相手の批判を聴き、 ちゃんと聴いたことを態度で示すことです。 受けとめないとどうなるでしょうか? 相手はあなたに対するネガティブなメッセージを 何とか伝えたいと思っているので、あなたが受けとめるまで ひたすらメッセージを伝え続けることになります。 つまり、批判の矢は止まらないどころか、どんどん エスカレートしてしまうのです。 そうなるとコミュニケーションにはなりません。 相手の批判の言葉を受けとめない限り、 問題解決のスタートラインに立てないのです。
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