ことば探し
★私の夢はすでにかなっています★

■2015年03月20日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
批判の矢がとんできたときには、
「だって」「そうじゃなくて」「そんなことないよ」
と、打ち返すのではなく、ちゃんと両手で受けとめましょう。
どんなに耳が痛くても、どんなに心の中で違うと思っても、
どんなに腹が立っても、いったんは相手の言葉を受けとめて
理解するように心がけます。

でも、これがいちばん難しい!


ここで重要なのは、批判を「受けとめる」ことであって、
「受け入れる」ことではありません。
批判のボールを両手でキャッチする、というふうに考えてみましょう。
受け入れてしまうと、“同意する”ことになります。
そうではなく、「受けとめる」とは、相手の批判を聴き、
ちゃんと聴いたことを態度で示すことです。

受けとめないとどうなるでしょうか?
相手はあなたに対するネガティブなメッセージを
何とか伝えたいと思っているので、あなたが受けとめるまで
ひたすらメッセージを伝え続けることになります。
つまり、批判の矢は止まらないどころか、どんどん
エスカレートしてしまうのです。
そうなるとコミュニケーションにはなりません。
相手の批判の言葉を受けとめない限り、
問題解決のスタートラインに立てないのです。

出典元 気持ちが伝わる話しかた
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 森田 汐生 (著)

まゆの感想
批判を「受けとめる」というのは、
相手がそう思っているという気持ちを「受けとめる」のであって、
自分に対しての、相手の批判を認めたり、受け入れる、
ということではない、ということです。

では、どう「受けとめる」かという方法ですが、
この本では、

「なるほど、そう思っていたんですね」
「そうか、私が○○だとあなたは考えているのですね」
「そうですか、私が○○だということで腹が立ったんですね」
「なるほど、私の××の態度がイヤだったんですね」


と、相手の顔を見ながら落ち着いて、
まずは、相手がそう感じた気持ちを受けとめ、
その後、必要であれば、自分の感情を、

「まいったなぁ…」「ショック!」
「なるほど…」「ふ~、そうか…」


と、つぶやいてみたりみて一呼吸おくと、
相手も落ち着くし、こちらも、気持ちがさらに落ち着き、
むやみやたらに相手の批判言葉に反応せずにすむそうです。
お互いに少しでも落ち着けば、冷静にもなれて、
その後の、争い方も違ってきます。

このときに、あまりにカッとなって、頭が真っ白になったり、
身体が震えてきたり、涙が出てきたりなど、感情が高ぶったら、
次のように言って、その場をいったん離れるのもいいそうです。

「ごめん、ショックでこれ以上聞けないから、
 ちょっと外に出て空気を吸ってくる」
「このままだとケンカになりそうだから、お茶でもいれてくる」


相手の批判を「受けとめる」こと、とても難しいですよね…
でも、売り言葉に買い言葉で、言い争いになると、
それが延々と続くので、こちらがちょっぴり大人になって、
その悪循環から抜け出していきましょう。

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