■2015年03月20日の「今日のことば」■
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批判の矢がとんできたときには、
「だって」「そうじゃなくて」「そんなことないよ」 と、打ち返すのではなく、ちゃんと両手で受けとめましょう。 どんなに耳が痛くても、どんなに心の中で違うと思っても、 どんなに腹が立っても、いったんは相手の言葉を受けとめて 理解するように心がけます。 でも、これがいちばん難しい! ここで重要なのは、批判を「受けとめる」ことであって、 「受け入れる」ことではありません。 批判のボールを両手でキャッチする、というふうに考えてみましょう。 受け入れてしまうと、“同意する”ことになります。 そうではなく、「受けとめる」とは、相手の批判を聴き、 ちゃんと聴いたことを態度で示すことです。 受けとめないとどうなるでしょうか? 相手はあなたに対するネガティブなメッセージを 何とか伝えたいと思っているので、あなたが受けとめるまで ひたすらメッセージを伝え続けることになります。 つまり、批判の矢は止まらないどころか、どんどん エスカレートしてしまうのです。 そうなるとコミュニケーションにはなりません。 相手の批判の言葉を受けとめない限り、 問題解決のスタートラインに立てないのです。
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批判を「受けとめる」というのは、
相手がそう思っているという気持ちを「受けとめる」のであって、 自分に対しての、相手の批判を認めたり、受け入れる、 ということではない、ということです。 では、どう「受けとめる」かという方法ですが、 この本では、 「なるほど、そう思っていたんですね」 「そうか、私が○○だとあなたは考えているのですね」 「そうですか、私が○○だということで腹が立ったんですね」 「なるほど、私の××の態度がイヤだったんですね」 と、相手の顔を見ながら落ち着いて、 まずは、相手がそう感じた気持ちを受けとめ、 その後、必要であれば、自分の感情を、 「まいったなぁ…」「ショック!」 「なるほど…」「ふ~、そうか…」 と、つぶやいてみたりみて一呼吸おくと、 相手も落ち着くし、こちらも、気持ちがさらに落ち着き、 むやみやたらに相手の批判言葉に反応せずにすむそうです。 お互いに少しでも落ち着けば、冷静にもなれて、 その後の、争い方も違ってきます。 このときに、あまりにカッとなって、頭が真っ白になったり、 身体が震えてきたり、涙が出てきたりなど、感情が高ぶったら、 次のように言って、その場をいったん離れるのもいいそうです。 「ごめん、ショックでこれ以上聞けないから、 ちょっと外に出て空気を吸ってくる」 「このままだとケンカになりそうだから、お茶でもいれてくる」 相手の批判を「受けとめる」こと、とても難しいですよね… でも、売り言葉に買い言葉で、言い争いになると、 それが延々と続くので、こちらがちょっぴり大人になって、 その悪循環から抜け出していきましょう。 |
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