■2015年02月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
知識自慢の「知恵」足らず
知恵は知識の実戦で培われる 会社をつぶす社長は、知識と知恵のバランスが崩れている。 というよりも、知恵がなく、知識で頭でっかちになっている、 と表現したほうが当たっている。 知識を吸収するのは、別段、むずかしいことではない。 本や新聞を読む、セミナーなどに通う、あるいは 人と雑談しても得ることはできる。 だが、知恵の方はそうはいかない。 知恵とは、学んだことを実戦した結果、 培われていくものであって 外から吸収することなどできないのだ。 言い換えれば、知恵とはその人の、 「興味の対象、心のあり方、頭の使い方」なのである。
まゆの感想
野口さんは、さらにこう言っています。
「そもそも、行動の源にならない知識だとしたら、 いったい何のためにあるのだろう。 知識の吸収ばかりにどん欲で、その知識を実際の行動に 活かせない人は、結局、人前で気の利いたことを 言いたいだけだとしか思えない。 いい格好をしたいだけなのだ。 それでは、知識は蓄積されても知恵はつかない」 知識とは、実戦や実生活で活かしてこそ、 行動の源になってこそ、知恵となり、 役立っていくものだと、言うことですね。 知識のある人をみると、羨ましい~と思いますが、 いつもいつも知識ばかりをひけらかしている人をみると今度は、 「この人ってなにをやっているんだろう? そこまで知っていたら、実際になにかやってみれば? 行動してみれば? 学者さんか、学者さんになるならともかく…」 と、思うこともあります。 せっかく知識があるなら、活かしていったほうがいい、 なにかをしていって、行動に移して、と思います。 |
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