■2014年12月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
余計な言葉が多く、それでいて文章をきちんと
完成させられないのは、しゃべりながら考えているから。 一度、自分が話しているところを録音して、聞いてみてください。 できれば、文字に起こして、ムダな言葉を削ってみましょう。(略) 「○○なんだけど、実はそうじゃなくて、 こうだったんだけれども、でも、実は…」 たくさん喋っているのに、結局何が言いたいのかよくわからない 文章やいつまでも「。」にならない文章。 聞いている方は、かなり辛いです。 日本語には美しい表現がたくさんあります。同じことでも、 角を立てずに立てる言葉や言い回しがたくさんあります。 でも、曖昧で、遠回しで、 わかりにくいのが日本人の美徳ではないはず。 特にビジネスの場面では、 きちんと言い切る勇気を持つことも大事です。
まゆの感想
この本に、こんな事例が書かれています。
「あのですね、実はですね、今日はですね…」 「…とまぁ、こんな感じで。ひとつよろしく…」 「ですね」「やはり」「実は」を連発していること、 語尾が曖昧なことに、本人が気づいてないケースが多い。 これでは、曖昧すぎるので、ビジネスや本当に伝えたいときには、 ダラダラ「、」で続けず、きちんと「。」で終わらせることが 大切だということです。 たとえば、 ◎「○○のために、◇◇していただけませんか?」 理由、目的、とってほしい行動をきちんと示して、 語尾を濁さないこと。 ◎「○○していただけると、○○ができます」 行動を起こすことで得られる成果、メリットを示して、 「。」で終わる文章にすること。 ◎「○○のおかげで、◇◇になりました」 具体的な行動と成果を示して、何に感謝しているのか はっきりさせること。 自分の話し方には、自分で気がついていない癖がかなりあります。 「でも…」「あの~」「しかし」「実は」「やはり」などで、 話をつなげて、話の終わりがみえなかったり、なかったり。 自分ではまっとうに話しているつもりだし、 詳しく話しているつもりなのに伝わらない、いつも 「で、何をいいたいの?」「結論は?」と言われるなどなど、 思い当たることがある方は、自分の話にかなり無駄や曖昧な部分があり、 肝心な部分は言いよどんでいる、と思った方がいいように思います。 自分の話し方がどうか、録画や録音して聞いてみると、 呆れてしまうほどわかりにくいことがわかります。 セミナーでやったことがあるので、わかります(笑) 思い当たる方は、ぜひやってみてください。 きっと、びっくりすると思いますよ~ |
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