■2014年07月30日の「今日のことば」■
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他人のいいところに注目するクセをつけると、
人と会うたびに心の中にプラスの感情が増えていきます。 どんな人にも長所はあります。 「今日はたくさんの人と会う」という日があれば、ぜひ、 「他人のいいところをみつける練習をする日」 にしてみましょう。 そういう意識を持って人と会うのと、漠然と会うのとでは、 得るものがまったく違ってきます。(略) あるときから、 「会った瞬間に、相手のいいところを5つ見つける」 というのをゲームのように実行することにしました。 第一印象がいいと、自然とその人の内面も知りたいと 思えてくるので、好意的に相手を見るようになります。 当然、相手も好意を持ってくれることが多くなります。 他人のよさを見つけることは、 あなた自身の宝庫を増やすようなものです。
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脳研究によると、人は始めて誰かと会うと、
欠点や短所、よくないところ、足りないところに目にいくように、 できているのだそうです。 これは、脳の警戒警報が働くからで、自分に害があるかどうか、 見極める傾向があるからだそうです。 ところがこれが案外間違うことも多く、例えば過去に、 「こんな雰囲気の人の傷つけられた」という印象を持っていると、 傷つけた人とは違うのに、脳は、 「この人に傷つけられた」 と思い込んでしまうことが多いようなのです。 つまりその人を、こういう人だと自分で決めつけてしまう、 というような傾向があるようなのです。 それと、新しい人、新しいこと、新しい状況などになると、 脳もまだ知らないことが多いので、いつもより強い警戒警報を出し、 それ故、厳しい目で見てしまうこともあるようです。 そして、最初に悪い印象を知らずに持ってしまうと、 その印象は脳からなかなか消えず、人間関係を築くとき、 無意識のうちに、大きな壁になってしまうことも多いようです。 ですから、最初に会うときに、意識して、 自分の今までの経験を脇におき、相手のいいところ、 好ましいところをインプットしなければ、次に会うときにも、 それが尾を引いて、打ち解けることがむずかしくなります。 また、新しいことを取り入れることも、抵抗を感じるようになります。 最初に会ったときに、よい印象、いいところ、いいことを意識して、 見つけておくことが大事なのですね。 仮にそうしても、脳の警戒警報は十分に働いているそうなので、 よい印象を見つけていくようにしましょう。 そうそう、ゲームだと思って(笑) そうしたら、こちらに対する相手の印象もよくなると思います。 |
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