■2014年06月26日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間関係や仕事関係など、どうにもならないことは、
「とりあえずそのまま」にしておいたうえで、 自分が元気になることを考えるのです。 自分が元気になれば、余裕が出てきます。 いまはできないことも、やがて実現可能になるでしょう。 自分が元気になるということは、 脳が元気になることにつながるのです。 自分が元気になることは、やがて周りの家族、 あるいは友人、さらに仕事における人間関係にも、 きっとよい影響を及ぼすはずです。(略) したがって、 「どうにもらならないことは、とりあえずそのままにしておく」 ということは、重要なことなのです。 少なくても環境を変える努力をしないことで、 エネルギーの消耗を防ぐことができるのです。
まゆの感想
著者の藤野さんは、心臓、血液、健康科学の専門家ですが、
現代人は、多くの人が「脳疲労」状態になっていると指摘されていて、 それはこんなことも原因のひとつだと言っておられます。 「脳疲労は、主に情報過多な環境によって引き起こされます。 ですから、環境を変えることができれば、 早く脳疲労を解消することができます。 環境には、ストレスも含まれていて、 この環境とストレスをなんとかしようと、人間は、 がんばりすぎてしまう、傾向にあります。 そしてこれがさらに、脳疲労を促進してしまいます。 残念ながら、環境をかえることほど難しいことはないのです。 もし環境を簡単に変えることができるのであれば、すでに 環境を変えて脳疲労は解消できているはずです。 しかし環境をどうすることもできないからこそ、 脳疲労が起こるのです」 「気分がすぐれない、元気がでない、何をやっても面白くない、 睡眠がうまくとれない、自分が無価値だと思えてくる」 などのうつ状態が、身体的には、 「メタボ、糖尿病、肥満」 などの、症状が出てきやすいそうです。 ですから、まずは、自分の「脳疲労」に気づき、 「脳疲労」をとっていきましょうと言っておられます。 そのための方法のひとつが、 どうにもらないことは、とりあえずそのままにしておき、 その間にしっかり休養をとり、自分の元気(エネルギー)を 取り戻す、ということです。 どうにもならないことにエネルギーを使って消耗させると、 他の「どうにかなることにまで影響を及ぼす」し、 イライラして怒りっぽくなったりするようですから注意です。 疲れたと思ったら体と心をやすめること… とても大事なようです。 |
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