■2014年06月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
生まれながらに持っている障害は、
自分の力ではどうすることもできません。 しかし、彼のように受け止め方を変えることは、 自分の力でできます。 同じように、自分ではどうすることもできない 悲しみや苦痛に出合った時、すぐには無理でも、 いつか、その受け止め方を変えることはできるはずです。 悲しみや苦痛を、不幸なものと考えるのか? それとも、今は辛いけれども、 不幸なものではないと考えるか? 自分の心が決めることです。 事実は変えられませんが、受け止め方は変えられます。
まゆの感想
この本の中に、乙武洋匡さんが書かれた、
「五体不満足」からの話が載っています。 乙武さんのお母さんは、先天性四肢切断という生まれつき 両手両足がない障害を持って生まれた彼を、 「この子は、生まれた時から個性的だったんだ。 睡眠時間やミルクの量だって、人と違って当たり前。 他の子どもと比べないようにしよう」 と思って育ててきて、乙武さんも、 障害を個性と考えて、多くの友人たちに囲まれて、 過ごしてきたそうです。 健康な体に生まれてきても、「自分は恵まれていない」 「自分には、○○がない、○○できない」と、 不平不満を言っている人もいます。また、 「乙武さんは、お母さんがよかったんだ」と、 思われる方もおられると思います。 逆に、どんな障害を持っていても、どんな苦労を背負っていても、 自分は幸い、幸せだと思っている人もいます。 この違いは、いったいどこからくるのでしょう? やはり、自分の心ひとつ、自分の思い方ひとつ、 自分しだいではないかと思いました。 |
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