■2014年04月10日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
![]()
どこに行ったら幸せになれるかなんて、
わかるはずがありません。 何の仕事が自分に向いているかなんて、わかるはずがない。 これが、脳科学を15年やっていて、一番伝えたいことです。 世の中には、 決めつけるようなノウハウ本や情報本があふれています。 「A型人間はこうだ」という本からはじまって、 「あなたに合っている業種はこれです」 というような決めつけがある。 でも、そんなことがわかるはずないでしょう。 NHKに、三宅民夫さんという、 ベテランのアナウンサーがいらっしゃいます。 その三宅さんを見かけると仕事がうまくいくという伝説が NHKにはあるそうですが、実を言うと、 三宅さんはものすごく「あがり屋」なのです。 オリンピック中継のときも、ガチガチにあがって、 前の晩も眠れなくて、たいへんだったそうです。 では、そういう人は、アナウンサーに向いているのか。 そういうのを向いていると言えるのか。 結局、何が向いているか、向いてないなんて、 わからないのです。
![]()
さらに、茂木さんは、
「「自分を決めつけるな」「相手も決めつけるな」 決めつけた瞬間に、固定化されてしまうから。 いろいろと勉強して、知識も身につけなくてはいけないが、 でも最後の最後は「答えはない」ということが、 どれくらいわかっているかかどうかで人生は変わる」 と言っています。つまり、 「決めつけるな、人生何があるかわからないのだから」 ということで、これは、脳研究をしていて、 一番に感じることなのだそうです。 かたくなに、「こうだ」「こうに違いない」と、 自分も仕事も相手のことも決めつけてしまうと、 それが崩れたとき、それと違ったとき、大変なことになります。 人生は、いろいろとあり、答えがないことばかりだし、 自分の及びもつかないことに出合うこともしばしばあり、 自分の「こうだ」「こうに違いない」どおりにいくことの方が、 圧倒的に少ないからです。 だから、「こんなはずじゃない」「これじゃない」と、 今の状態を、否定ばかりして苦しんでいるより、 「こんな世界もある」 「違うこと、違う世界を体験しよう、楽しもう」 「この人は、こんな一面もあるから、いいね」 と、それを受け入れて、違うことを身に付けていくと、 自分の脳にとっては、ひいては自分にとってもよく、 それが、生きた知識となり生きていきやすくなるようです。 決めつけ解除して、楽にいきましょう(笑) 人生、答えがないしいろいろありでいいんですから。 「こんなはずじゃない」「これじゃない」もまた、 楽しんでいきましょう。 |
![]() |
|