■2014年04月04日の「今日のことば」■

「今日のことば」

もしあなたが、雑用ばかり頼まれるとしたら、
むしろ喜んでいいのです。
この雑用を誰に頼もうかなあと考えたとき、
あなたの顔が思い浮かぶということは、
あなたは、その人に好かれているのです。
あなたに頼みやすいということも、
あなたの魅力のひとつに違いないのです｡（略）

雑用上手は仕事上手。
成功した人はみな、見習い時代に雑用上手だったはずです。
そして、見習い時代だけではなく、
キャリアや年齢を重ねても、新しい雑用が生まれてきます。
経営者になっても、さまざまな雑用に囲まれながら、
仕事をしなければなりません。
いやむしろ、雑用ばかりといっても過言ではないでしょう。

雑用の一つひとつにどれだけ心を込められるかが大切なのは、
仕事をしているかぎり、生きているかぎり、
変わらない人生の原理原則に違いないのです。

		出典元	励ま詩
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	野崎 美夫

まゆの感想

雑用は、ありますよね…
私の場合、その雑用を、
「ああ、いやだいやだ、面倒～、さっさと終えよう」
と思うと、やるのがおっくうになり、やっても仏頂面で、
そして、かなり雑にやってしまいます。
でもそんなふうにやると、その後たいてい後悔します。

本の整理も、洗濯ものの片付けも中途半端で結局やり直し…
掃除しているときに、何かをひっくりかえしさらにイライラ…
書類なども不備で戻ってきて、また手間がかかる…
コピーも筋が入っていたりして、美しくない…
などというふうになることが多いからです。
ちょっと手間と時間をかけて、ていねいにやれば、
こんなことにはならなかったのに…なんてことが多いです。

逆に雑用を、心に余裕をもって、完璧（自分では）にやれると、
嬉しくなり誇らしく思え、やった感が味わえます。
その雑用をして、誰かにほめられたり、感謝されると、
嬉しさも倍増します。（ま、そんなことは、あまりないですが…）
また、まだまだここまでできると自信にもなります。

これから、この雑用を、ていねいにやっていこう、
もっと時間をかけて大切にやっていこうと思っています。
それが結局は、やり直しがなくなって効率もいいし、
自分も嬉しく、周りにも喜ばれるからです。
そして、それは「雑用」ではなく、
気持ちよく過ごすための「潤滑油」であり、
仕事上手、生き上手、生活上手のコツでもあると、
わかってきたからです。