■2014年01月27日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
克服できた「最悪の事態」は、言い換えれば、
「あんなに苦しいときでも、なんとかやり過ごすことができた」 という自信回復のための記憶でもあるのです。(略) 「あの頃はツラかった」と、 笑顔で振り返ることができる体験。 こういう経験を一つでもしておくと、 「ヘコみ」からの復元力が違ってきます。 「わたしにはそんな経験はありません」と、 謙遜しないでください。 受験、部活、新入社員の頃の苦労など、 ありふれたものでかまいません。 過去に「ヘコんだ」記憶が、 「復元力」の源でもあるのです。
まゆの感想
生きていると、いっぱいありますよね、
ツラい体験、最悪の事態だと思えるようなこと…。 でも、ちゃんとそれを克服してきた自分がいますよね。 いろいろとがんばって克服してきました。 いろいろとやってみて克服してきました。 なんとか、やり過ごしてきました。 なんとか、やりきってきました。 その体験は、これからまた生きていくのに、 とても役立つというのですね。 だって、自分の力で克服してきたという実績を 持っているのですから。 著者の西多さんは、だから、 克服してきたり、やり過ごすことができたという、 体験記憶は大切だと言っています。 失敗した、ダメだった、できなかった、 などという記憶の方が、強く記憶に残りがちで、 その記憶に引きずられて、 「自分はできない、ダメだ、やれない」などと、 思いがちですが、いえいえ、 必ず、克服してきたこともあるはずですから、 その克服できたことを大切にしたほうがいいというのです。 どんなありふくれたものでも、自分では小さなことだと 思えるようなことでも。 それが、これからの自分の力となっていくということです。 克服してきた実績をいっぱい思いだし、自分の実力を知り、 自分の力としていきましょう。 |
|