ことば探し
★私は、毎日、より魅力的になりつつあります★

■2013年12月11日の「今日のことば」■

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「今日のことば」
おそらく、人間の陥る最大の誤りは、まず、
人に何かをしてあげたらすぐ見返りがあることを期待すること、
そして次に、見返りは自分が与えたものと同程度の価値を
期待することだろう。

だが実際には、なんらかの返礼を受けたとしても、
ずっと後になってからということもよくあるし、
内容の点でバランスがとれていないと思うことも多いだろう。
相手がお返しをしたくもできない状態の時もある。
つまり、見返りを期待すると、いずれ落胆する確率が高い。(略)

私は、テンプルトン財団の創始者で、慈善家として世界的に有名な
大富豪ジョン・マークス・テンプル卿が、あるとき
私に語った言葉を忘れることができない。

「人に与えることの本当の報酬は、与えがいのある人に
 与えた後に感じる『心温まる嬉しい気分』なのだよ」

このことは、誰にとっても真実に違いない。
あなたが誰かに何かを与えた時、受け取った人が喜びを感じれば、
あなたもそれと同じくらいの強い喜びを感じる。
なぜなら、そのときのあなたは精神性が豊かになるからである。
実は、それ以上重要なことは、本当は一つもないのだ。


出典元 「運をつかむ人」16の習慣
おすすめ度 ★★★★☆  ※おすすめ度について
著者名 マーク マイヤーズ

まゆの感想
これが、運が強い人の与え方だということです。
しかしながら、世の中には、たかりの手合いもたくさんいるし、
際限なく何かを頼んできたり、金の無心にくる依存性の強い人たち、
初めからだますつもりの連中もいるから、だれかれでなく、
「気前よくするのも、ちゃんと相手を見てから」ということと、
与えがいのある人に与えたら、与えたことは忘れること、
「投資とは違う」ことをわかっていることが、大切だそうです。

私の知り合いが、しばらく前に入院しました。
そのとき、こんなようなことをしみじみ言っていました。
「今、私は、かつて世話をした姪たちに身の回りのことをして
 もらっている。
 けれども、世話をしていた時には、いつも、なぜこの姪たちの
 世話を私がしなければいけないんだと思い、こき使っていた。
 しかし時が立って、立場が逆転して、こうして今度は、
 私が世話をしてもらう番になった。ありがたいと思う。
 人の世話をしたとか、だれかれに○○をしてやった、
 面倒みてやった、などと言うものじゃない。
 時は回っているし、いつ何時自分がどうなるかわからない。
 見返りなんてものは、どんなときにどんな形で返ってくるか、
 本当にわからないものだね」

誰かに何かをやってあげたと思うと、確かにその見返りは
期待してしまいます…まだまだ小者な私です(笑)
でも、今は、できるだけ覚えておかないようにして、
気持ちよくやる、そのことだけを心がけるようにしています。
だって、覚えていると、いつまでも期待して
それが態度にでたりして、自分の気分が悪いので。
そして、やってもらって嬉しかったこと、
ありがたかったことには、倍返し!
いつか、精神性豊かな人間になれるといいなと思っています。

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