■2013年12月03日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
あなたの心を支えるのは
「いつだって、どんなときだって、 必ずなんとかなるんだよ。大丈夫だよ」と、 ある意味では理屈も根拠もなく思えてしまう力です。 実際、そう思える限り、私たちは大切な分岐点で、 よりよい選択を重ねてゆけるのです。(略) お金がある、収入がいい、地位がある、 周囲から高く評価されている、業績、成績がいい。 極論に聞こえるかもしれませんが、それらは、みな砂上の楼閣です。 砂上の楼閣を支えに過ごしてきた人は、お金がなくなり、 収入が減り、地位を失い、評価、業績、成績が落ちれば、 あると信じていた自信も消えてしまいます。 本物の自信とは、 「自分の身体と心だけあれば、どんな場面でも、 どんな状況もで、十分な喜びや楽しみを見いだし、 育みながら生きている」 と思える心持ちのことですね。 悲嘆に暮れそうなときにも、 それを思い起こせる心持ちのことです。
まゆの感想
私の知り合いで、愛する人を二人続けてなくす、
仕事が倒産すると、耐えられそうにないほどの不幸と 仕事上の不運が重なった方がいます。 彼女がどうしているだろう、どんな状態だろうと思いと、 お葬式に行くのがつらい状態でした。 でも、行ってみると、彼女からの第一声は、 「こうなったら、開き直ってやるしかない。 ぐちぐち言っている暇も泣いている余裕も私にはないもん。 何もないから、こうなったら開き直って、 なんでもやってやるよ、やればなんとかなる」 と言うものでした。 ホッとしたと同時に、私が心配している以上に彼女には、 このつらい状況に立ち向かう力があるのだと、 彼女の内からの力に感動しました。 もちろん、その後、泣き合いました。 しかし、彼女なら必ず道は開ける、と感じました。 開き直って、なんでもやったからといって、 仕事がすぐに立ち直るとか、心の傷が癒えるかというと、 それは時間がかかることだと思います。 しかし、 「いつだって、どんなときだって、 必ずなんとかなるんだよ。大丈夫だよ」 と思える人は、不運や困難に立ち向かって行けるし、 そんな彼女を支えてくれる人も必ず現れると思うのです。 私も、彼女のような強さを持ちたい、そして、 自分の人生に真っ向から立ち向かいたいと思いました。 今持っているものをなくすことを怖れたり、 うまくいかないことに悶々するのはやめて。 |
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